JBMIAロゴマーク SC 35国内委員会
(ユーザインタフェース)



1.委員会概要

SC 35(第35専門委員会)は,情報技術のユーザインタフェース(情報通信機器を操作するときの入出力に関わる技術)の国際規格を審議する委員会である。

この委員会の議長・幹事国はフランスが務め,2017年9月現在,Pメンバ(積極的な参加国)日本含む17カ国,Oメンバ(オブザーバ国)17カ国で構成されている。国際会議は通常年2回開催している。

国際SC 35では,次の7つのWG(作業部会)において標準化活動が行われている。日本はWG 2とWG 4の2つのWGのコンビーナ(作業部会の議長)を務めている。

国内では,WG 5及びWG 8を除くWGの審議はJBMIASC 35(WG 5及びWG 8含む)の審議は一般社団法人情報処理学会情報規格調査会という形式で審議を行っているが,実質的な審議はJBMIA内でWGとの合同委員会において行っている。また国内WGについては,WG 1,WG 2(WG 7の案件を含む),WG 4,WG 6,WG 8の5つが組織されており,そのWGでそれぞれの案件を審議している。なお,WG 5についてはSC 35専門委員会で対応している。

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2.活動内容

審議の対象となるユーザインタフェースは,従来のキーボードから,最新の音声やジェスチャ(身振り手振り)入力までを幅広く扱う。また高齢者・障害者配慮のためのユーザインタフェースアクセシビリティ(視覚などに障害のある人を含めた多くの人が機械を操作できること)も重要な焦点となる。

日本は積極的に標準化活動に貢献しており,2017年9月現在,20件の審議中または出版待ち案件があり,そのうち3件は日本がエディタ(編集責任者)を務めている。

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3.審議規格など

2017年9月現在,次の20件を審議中または出版待ちである。

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4.その他

情報技術の分野は進化が速く,ユーザインタフェースも次から次へと新しいものが登場する。今後注目しておかなければならないのは,例えばウェアラブルデバイス(腕時計型やメガネ型など, 肌身に装着可能な機器)のユーザインタフェースである。これらは,デバイスが小型であるために, 従来のキーボードやタッチパネルなどのように直接触って操作するものだけではなく,音声やジェスチャによる非接触の操作も取り入れられている。また,将来はBMIBrain Machine Interface)のような,脳から直接操作するインタフェースも登場する可能性がある。これらの新技術に追随して標準化活動を進める必要がある。

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