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ISO情報技術国内委員会 > SC35国内委員会
SC 35国内委員会(ユーザインタフェース)委員長 関 喜一

1.委員会概要
 SC 35(第35専門委員会)は,情報技術のユーザインタフェース(情報通信機器を操作するときの入出力に関わる技術) の国際規格を審議する委員会である。 この委員会の議長・幹事国はフランスが務め,2020年1月現在, Pメンバ(積極的な参加国)日本含む17カ国,Oメンバ(オブザーバ国)18カ国で構成されている。国際会議は通常年2回開催している。 国際SC 35では,次の7つのWG(作業部会)において標準化活動が行われている。日本はWG 2とWG 4の2つのWGのコンビーナ(作業部会の議長)を務めている。

   ・ WG 1:キーボード及び入力インタフェースとフィードバック

   ・ WG 2:グラフィカル ユーザ インタフェース及びインタラクション

   ・ WG 4:モバイルデバイスのインタフェース

   ・ WG 5:文化的及び言語的適合性

   ・ WG 6:ユーザ インタフェース アクセシビリティ

   ・ WG 9:ナチュラル ユーザ インタフェース及びインタラクション

   ・ WG 10:感情情報処理コンピュータユーザインタフェース (2020年7月発足)

 国内では,WG 5,WG 9及びWG 10を除くWGの審議はJBMIA,SC 35(WG 5,WG 9及びWG 10含む)の審議は一般社団法人情報処理学会情報規格調査会という形式で審議を行っているが, 実質的な審議はJBMIA内でWGとの合同委員会において行っている。また国内WGについては, WG 1,WG 2,WG 4,WG 6の4つが組織されており,そのWGでそれぞれの案件を審議している。 なお,WG 5, WG 9及びWG 10についてはSC 35専門委員会で対応している。


2.活動内容
 審議の対象となるユーザインタフェースは,従来のキーボードから, 最新の音声やジェスチャ(身振り手振り)入力までを幅広く扱う。また高齢者・障害者配慮のための ユーザインタフェースアクセシビリティ(視覚などに障害のある人を含めた多くの人が機械を操作できること) も重要な焦点となる。日本は積極的に標準化活動に貢献しており,2020年1月現在,20件の審議案件があり,そのうち3件は日本がプロジェクトリーダを務めている。


3.審議規格など
現在審議中の規格は,次のWebページを参照して下さい。
STANDARDS BY ISO/IEC JTC 1/SC 35(ISOのWebサイトが開きます)

4.その他
 情報技術の分野は進化が速く,ユーザインタフェースも次から次へと新しいものが登場する。今後注目しておかなければならないのは,例えばウェアラブルデバイス(腕時計形やメガネ形など, 肌身に装着可能な機器)のユーザインタフェースである。これらは,デバイスが小型であるために, 従来のキーボードやタッチパネルなどのように直接触って操作するものだけではなく,音声やジェスチャによる非接触の操作も取り入れられている。また,感情情報処理を取り入れたユーザインタフェースや,没入型ユーザインタフェースも今後注意深く着目したい。将来はBMI(Brain Machine Interface)のような,脳から直接操作するインタフェースも登場する可能性がある。これらの新技術に追随して標準化活動を進める必要がある。

WGs国内委員会(ユーザインタフェース)
・WG 1(主査 中野 義彦)
キーボードおよび入力インタフェースなどに関する案件を審議している。

・WG 2(主査 池田 宏明)
図記号やアイコンなどによるユーザインタフェースインタラクションに関する案件を審議している。

・WG 4(主査 池田 宏明)
モバイルデバイスのためのユーザインタフェースなどに関する案件を審議している。

・WG 6(主査 野村 茂豊)
高齢者・障害者を含めた全ての人のためのユーザインタフェースなどに関する案件を審議している。
一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会 SC35国内委員会 事務局
FAX : 03-3451-1770
〒108-0073 東京都港区三田3-4-10 リーラヒジリザカ7階
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