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ISO情報技術国内委員会 > SC35国内委員会 > WG2
SC 35/WG 2国内小委員会(グラフィカル ユーザ インタフェース及びインタラクション)主査 池田 宏明

1. 委員会概要
 ISO/IEC JTC 1/SC 35専門委員会内(ユーザインタフェース領域)の第2WG(WG 2)の国内対応小委員会であり,情報通信機器のユーザインタフェースとなる図記号・アイコンに関するISO/IEC規格を審議している。10名の委員で構成される。国際SC 35/WG 2のコンビーナは,山本喜一氏。任期:3年(2023-01-01~2025-12-31)。


2. 活動内容
 親委員会の所掌範囲で必要となる図記号等ユーザインタラクションに関する案件を,IEC TC 3/SC 3C(機器・装置用図記号)と協力しつつ,携帯端末やタッチパネル端末などのアイコン及び関連文書の審議に国内意見を反映する。 また,第1WG(WG 1)に協力して,自然言語選択の図記号を含むキーボード用図記号の審議をしている。

3. 審議規格など
  • ISO/IEC 13251 Ed.2 (2019-10-30) Information technology - Collection of graphical symbols for office equipment(情報技術-事務機器用図記号集),日本提案,プロジェクトリーダ︓池田宏明氏。
  • ISO/IEC 11581-40 Ed.1 (2011-09-26) Information technology - User interface icons - Part 40: Management of icon registration(情報技術-ユーザインタフェースアイコン - 第40部︓アイコン登録管理),日本提案,プロジェクトリーダ︓池田宏明氏。
  • ISO/IEC TS 11581-41 Ed.1 (2014-06-01) Information technology - User interface icons–Part 41: Data structure to be used by the ISO/IEC JTC 1/SC 35 icon database(情報技術-ユーザインタフェースアイコン - 第41部︓ISO/IEC JTC 1/SC 35アイコンデータベース用データ構造),カナダ提案。
  • ISO/IEC CD 11581-7 Information technology - User interfaces - Icons for setting interaction modes(情報技術-ユーザインタフェース - インタラクションモードに入るアイコン),フランス提案。
  • ISO/IEC TR 11580:2007 Information technology - Framework for describing user interface objects, actions and attributes


4. 今後の展望
 情報通信機器のユーザインタフェースは,タッチパネル機構や新しいジェスチャー機能と相まって大きく変化している。現在まで,各WG横断的に議論が進められている。今後の課題として,この動向を見据えながら,各種情報通信機器に対するアイコン・シンボルの検討を本格的に開始する。
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